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おいしいお茶の淹れ方

 
 
 
 
 
 

おいしいお茶を淹れるポイント

おいしいお茶を淹れるためのポイントと煎茶、抹茶、冷茶の淹れ方
2016-10-13
おいしいお茶を淹れる

日々の生活に欠かせないほっと息つくひととき。そんな日常に欠かせない日本茶。

日本人なら誰でも飲んだことのある日本茶ですが、そのおいしさを完全に引き出せているでしょうか。茶葉と急須、そしてお湯だけで作れる日本茶は誰でも淹れられる簡単なお茶だと思っていませんか?

生活の中で何気なく飲んでいるお茶も正しい保存方法や淹れ方を知ることでさらに美味しくいただくことができます。おいしいお茶の淹れ方を知ることで、日本茶本来の味を知りいつもより素敵な時間を過ごせるでしょう。

日々の食事時間や休息時間、そして大切なお客様へのおもてなしに日本茶を愉しんでください。

おいしいお茶を淹れるポイント
水

おいしいお茶を淹れるための「水」

おいしいお茶を淹れる一番のポイントは 「水」です。

水道水でもいいのですが、水道水で淹れた場合塩素の臭いが出てしまうことがあるので、水道水を使うときにはしっかりと沸騰させ塩素臭を取る必要があります。ミネラルウォーターを使う場合に注意するのはミネラルウォーターの種類です。ミネラルウォーターには「軟水」と「硬水」があります。

日本の茶葉は軟水でないとうまくうま味をひきだせないので、ミネラルウォーターで淹れる際には軟水のミネラルウォーターを使います。

適温のお湯

お茶に適したお湯加減

お茶を淹れるときのお湯の温度で、お茶の渋み・甘みが変わってきます。

渋みのもとになるカテキンは80℃以上のお湯で溶け出しますので、甘みを引き出すときは、50~60℃くらいのお湯で時間をかけて淹れるといいでしょう。

煎茶を淹れる適温は70℃~80℃くらい、玉露や高級煎茶は60℃くらいが一番渋みと甘みがバランスの取れた美味しいお茶になります。

玄米茶やほうじ茶は熱いお湯でさっと淹れるのがおすすめです。

ふたの穴

急須のふたの穴の位置

普段何気なく急須にふたをしていますが、急須のふたにある穴の位置は実はとても重要な役目を持っています。

穴の位置は、注ぎ口側におくことで、ふたがぴたっと閉まり、注ぐときには急須の中でほどよくお湯が回転してお茶の出もよくなります。

反対に穴を注ぎ口から遠い方に置くと、空気の対流の関係で、お湯の回転が悪くなり、ふたのまわりからお湯がこぼれたりする危険があるため注意が必要です。

以上のポイントを踏まえて美味しいお茶を淹れてみましょう。

 
 
 
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